昨日、当地は午前11時に10.4℃だった。
冬としてはまずまずといった陽気である。
そしてこれがこの日の最高気温だった。
普段は正午過ぎにその日の最高気温になるのだ
が、この日は午前11時にすでに達してしまったのだ。
その後気温は少しずつ下がり始めた。
空は一面の濃い灰色の雲で埋まっていた。
そのため日差しは無かった。
当地名物の大風も吹いた。
体感気温を5℃は奪う大風が止むことなく吹き続け
た。
夜7時には3.3℃にまで下がった。
この時刻で3.3℃は当地としては、かなり低い。
夜9時には2.8℃になった。
その後深夜3時まで横ばいで推移した。
早朝4時には1℃ちょうどにまで下がった。
日の出前が最も冷えると言うが、その通りとなった。
気温はなおも下がり続けた。
そして日の出後の朝7時にマイナス0.8℃を記録した。
マイナス0.8℃である。
ほんの少しではあるが氷点下である。
まだ12月上旬である。
当地でこの時期に氷点下になるとは、珍しい。
ここ4~5年ではなかったと思う。
今年の冬は低温傾向だ、という長期予報が出ている。
今のところこの予報は当たっているようだ。
この低温が今だけなのか、それともこの冬中続くのか。
忍耐の季節は始まったばかりである。