”ゴジラ”はそのものズバリ!は勿論のこと、姿
形、色などがかなりデフォルメ、加工さていても法
規制の対象となっている。
オリジナルとはちょっと違うからOKだろう、とい
うわけにはいかないのだ。
「これはゴジラのパロディだよなぁ」と思わせるよ
うなものはアウトなのである。
色違いの赤や黄色に塗り替えられたゴジラでも
駄目である。
シルエットが同じなら、それは即ゴジラなのである。
では、シルエットが違っていればどうだろうか。
二頭身、三頭身のマスコット風にアレンジされた
ゴジラを見かけることがおありかもしれない。
貯金箱やストラップなどで商品化されている。
だが、それらもゴジラと見なされる。
ゴジラ本来の持ち味の一つである凶暴さを排除
した可愛いゴジラ人形であっても同様である。
笑っていてもゴジラなのである。
イメージを拠り所としている」と見えれば、それはゴ
ジラであるとされるのだ。
ゴジラは想像以上に念入りに保護されており、抜
け道はことごとく塞がれているのである。
ゴジラは物言わぬ怪獣なので、人間がその権利
を主張・管理してやらないといけないのである。
”ゴジラ”が丁重に扱われているのと同様に”刑
も厳重なガードがかかっている。
~続く~