不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

食用蛙は意外にポピュラーな食材。

 昨日の当ブログ記事に関連して食用蛙につい
てのコメントを頂戴した。
 お仲間で行った台湾料理店で出てきた品によ
くわからないものがあった。
 鶏の手羽かな?
 それにしては、ちょっと小さい。
 何だろう?と思っていると、それは食用蛙だった。
 正体を知ると皆さん食べる気が失せた、とのこと
だった。
 う~ん、食用蛙か。
 最初から「今日は食用蛙を食べるぞ!」という心
積もりでいれば食べられないことはないだろう。
 何しろその名も「食用蛙」なのである。
 調べてみると味は鶏のささ身に近いらしい。
 だが、何もわからず出された品が食用蛙だったら、
どうだろう。
「おいっ!これは何かのドッキリか!」と思ってしま
うかもしれない。
「ゲテモノ食いはしないぞ!」と思われるかもしれな
い。
 だが蛙は本当にゲテモノ食材なのか?
 ちょっと調べてみる。
イメージ 1
 
 
 
 
 
 蛙は意外に食べられている。
 台湾・中華料理の他にフランス料理、イタリア料理
にも蛙料理がある。
 これらはいずれも食にうるさく、また味に定評のあ
る国ばかりである。
 イタリアのロンバルディア州からエミリア・ロマーニ
ャ州にかけての
ポー川一帯では魚屋さんで普通に蛙が売られてい
るそうだ。
 現地を歩いた日本人がその光景に驚いていると、
魚屋さんの店主はこう言ったそうだ。
「見た目はあれだけど、おいしいんだよ」
 これはカルチャーショックである。
 蛙が店で売られている。
 しかも魚扱いである。
 魚といえば魚か。
 こうなると、蛙なんてゲテモノだ、などと言っては失
礼な気がしてきた。
 実際、食用蛙はおいしいそうだ。
 鶏と同じ様な味で、から揚げにすると鶏と区別がつ
かないらしい。
 調べていくうちに食用蛙が食べてみたくなってきた。