不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

当町内会で推した候補の当落は?

 市会議員選から一夜明け、開票結果を見てみ
る。
 私が投票した人は、どうだったかな?
 おぉ~、当選だ。
 この候補は当町内連合会から立候補した人で
ある。
 地元町内のためには、一人は市会議員がいな
いとよろしくない。
 町内の民意を市会に反映させるには、市議が
必要なのだ。
 何だ、それでは利益誘導候補を支持するのか?
と言われるかもしれない。
 だが、この世で暮らしていく上ではそれ位はや
むを得ないことだと割り切らざるをえないのだ。
 その候補も選挙戦最終日の土曜日には、候補
者の息子が選挙カーに乗りマイクを握っていた。
「地元○○町の候補、○田○男の息子でございま
す」と名乗っていた。
 その声は哀調を帯び、切羽詰まったものだった。
 ○田○男候補は、新人候補で初めての選挙だ
った。
 おそらく勝手も分からず不安だったと思われる。
 ○田候補も、これまでに選挙運動の手伝いをした
ことがあったとしても自分が立つのとはまるで違う
ことだろう。
 ○田候補の息子は、今にも泣きそうな声だった。
 あの声が同情票を狙っての演技だったとは思え
ない。
 そんな器用な人の声には聞こえなかった。
 いい年をした大人の男が、あんなになってしまう
とは、選挙とは恐ろしいものである。