鳩山内閣もまた短命に終わった。
これにはいろいろと事情や問題点もあった
ことは国民の皆が承知していると思う。
私がおかしいと思ったのは、この件につい
てのマスメディアの対応である。
新聞やテレビなどのマスメディアは、政権末
期において「首相、早く辞めろ」「退陣しろ」と
いった論調だった。
そして実際に首相が退陣すると「短命過ぎ
る」「問題から逃げた」と報じた。
辞めなければ辞めないで攻撃し、辞めたら
辞めたで批判する。
これではただの言いたい放題である。
時に応じて文句を言っているだけである。
なんとも勝手が良過ぎる。
これでは、素人と同様かそれ以下ではない
か。
日本の新聞社やテレビ局には一貫した姿勢
と言うものが無さ過ぎる。
そんなことだから新聞の発行部数が頭打ち
になっているのだろう。
テレビも往年の信用を失いつつある。
多くの国民は新聞もテレビも信用できないな、
と思いつつある。
ネットが普及した今、新聞やテレビが衰退産
業となりつつあることを彼らは気がついていな
いのだろうか?