お茶屋さんのおばさんは、山のてっぺんに
住んでいる。
お茶畑も製茶工場も山の上の方にあり、日
常は山に囲まれて生活している。
そんなおばさんが街を車で走っている時、
催眠商法の会場を見つけたのだ。
これが噂に聞く催眠商法か!
おばさんは嬉しくなってしまったそうだ。
おばさんは、以前から催眠商法の説明会に
出てみたくて仕方ない。
しかし催眠商法は後ろめたいビジネスなの
で、尻尾を掴まれたくはない。
それで1週間ほど説明会を開催するとすぐ
に会場を畳んで何処かへ行ってしまう。
その後しばらくしてほとぼりが冷めてから
別の場所で説明会を開催する。
つまり催眠商法はどこでやっているのか、
わからない。
おばさんは今回偶然催眠商法の会場を見つ
けたので迷わず会場に入ったそうだ。
この機会を逃せば次に何時どこで催眠商法
に出会えるかわからないからだ。
説明会の会場は、どの催眠商法と同様に満
員で熱気に溢れていた。
ほほぉ~、これが催眠商法か。
粗品が配られる。
司会者と参加者との応答がある。
新聞や雑誌で読んだのと同じだな、と思っ
たそうだ。
こうしたことが連日繰り返されて、参加者
は催眠にかかってしまっていく。
だが、残念なことにおばさんが参加した日
は、説明会の最終日だった。
そのおばさんに、催眠商法の営業マンが声
をかけてきたそうだ。
営業マンは、催眠にかかっていると思って
いるから、親しげな感じで話しかけてきた。
話が進むうちに。その営業マンは「おばさ
んに家に行っても良いか?」と言い出したの
だそうだ。
餌を撒いたカモを放っておくわけがない。
家にまで行って上がりこんでセールスをす
るつもりらしい。
高額商品を売りつけようというわけである。
住んでいる。
お茶畑も製茶工場も山の上の方にあり、日
常は山に囲まれて生活している。
そんなおばさんが街を車で走っている時、
催眠商法の会場を見つけたのだ。
これが噂に聞く催眠商法か!
おばさんは嬉しくなってしまったそうだ。
おばさんは、以前から催眠商法の説明会に
出てみたくて仕方ない。
しかし催眠商法は後ろめたいビジネスなの
で、尻尾を掴まれたくはない。
それで1週間ほど説明会を開催するとすぐ
に会場を畳んで何処かへ行ってしまう。
その後しばらくしてほとぼりが冷めてから
別の場所で説明会を開催する。
つまり催眠商法はどこでやっているのか、
わからない。
おばさんは今回偶然催眠商法の会場を見つ
けたので迷わず会場に入ったそうだ。
この機会を逃せば次に何時どこで催眠商法
に出会えるかわからないからだ。
説明会の会場は、どの催眠商法と同様に満
員で熱気に溢れていた。
ほほぉ~、これが催眠商法か。
粗品が配られる。
司会者と参加者との応答がある。
新聞や雑誌で読んだのと同じだな、と思っ
たそうだ。
こうしたことが連日繰り返されて、参加者
は催眠にかかってしまっていく。
だが、残念なことにおばさんが参加した日
は、説明会の最終日だった。
そのおばさんに、催眠商法の営業マンが声
をかけてきたそうだ。
営業マンは、催眠にかかっていると思って
いるから、親しげな感じで話しかけてきた。
話が進むうちに。その営業マンは「おばさ
んに家に行っても良いか?」と言い出したの
だそうだ。
餌を撒いたカモを放っておくわけがない。
家にまで行って上がりこんでセールスをす
るつもりらしい。
高額商品を売りつけようというわけである。
~続く~