不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

線の切れ目が縁の切れ目。その④

 普通の電化製品の断線であれば、その電化
製品をコンセントから抜いておけば済む。
 だが、この場合はそうはいかない。
 ブレーカーを切ってしまえば良いのだろう
が、冷蔵庫にはいろいろと食べ物が入ってい
る。
 さて、どうしよう?
 この場合断線の疑いがあるとは言え、銅線
がむき出しになっているわけではない。
 だが、断線によりコードが溶けて銅線が露
出し、そこにホコリでも付けば発火する恐れ
がある。
 私の乏しい電気の知識でも、これくらいは
わかる。
 今すぐ火がつく、ということはないとは思
うが、断線が事実ならそれも時間の問題であ
る。 
 差し迫った恐怖は、行動をせきたてる。
 一刻も早く何とかしなければならない。
 これはプロに頼むしかない。
 では、どこに頼めばよいのだろう?
 我が家は以前はお付き合いのあるパナソニ
ックの店があった。
 しかし、そのお店も数年前に廃業してしま
った。
 市内に大手家電小売店がいくつも出来てし
まったからだ。
 ジョーシンヤマダ電機、など東証一部上
場の大型家電小売店が4つも進出してきたの
だ。
 これでは既存の、いわゆる街の電気屋さん
はたまらない。
 ここ数年、そうした街の電気屋さんは減り
続けている。
 我が家では、その廃業した電気屋さんから
市内の別のパナソニックの店を紹介してもら
っており、しばらくはそこで買っていた。
 しかし、そのうちその店はあまり買わなく
なってしまったのだ。
 そしてそれには、それなりの理由があった。

 ~続く~