ネズミ退治に新たな手段を試す。その①

　当ブログでも時々書いているが、我が家に
はたまにネズミが出る。
　このことについては、当ブログにもっと早
く書こうと考えていたのだが、マイケル・ジ
ャクソン氏の急逝やら何やらあって書きそび
れていたのだ。
　ちなみにマイケル氏の全米№１ヒット曲に
「ベンのテーマ」というのがあるが、この「ベン」
とはネズミの名前である。
　ネズミを歌にするなんて気が知れない。
　さてこちらは私とネズミの話である。
　以前は毒餌を仕掛けておき、それを食べさ
せて退治していた。
　それでネズミ一族も滅亡したのか、しばら
くは姿を現さなくなっていた。
　これは良いな、と思っていたら、今度は違
う一族なのか、またネズミが出るようになっ
た。
　今度は、くん煙タイプの忌避剤で追っ払っ
た。
　この時、私はネズミの巣のようなものを見
つけてしまい、毒餌で退治するような気持ち
の上でも時間の上でも余裕がなかったのだ。
　一刻も早く追い払いたかったのだ。
　それで、ひと段落したと思っていたら、そ
れから数ヶ月したら再びネズミが出るように
なってしまった。
　このネズミは前回追放したネズミなのか、
それとも違うネズミなのかわからない。
　ネズミは名乗らないし、顔も同じである。
　どちらにしろ再びネズミが出るようになっ
たのだ。
　ネズミが出る、と言っても私はネズミを目
で見たわけではない。
　ネズミの足音と夜間に悪さをした跡を見る
だけである。
　おのれ、ネズミめ。
　懲りもせず舞い戻ってきおって。
　卑怯にも姿も見せず、私が寝ている間に悪
行に及ぶとは許せん。
　成敗してくれる。
　今度はどうやって退治してくれようぞ！
　皆殺しを覚悟せい！
　容赦せぬぞ！

　～続く～