VHSビデオデッキが壊れたようだ。④

　このビデオデッキは新しいものではない。
　パナソニックに電話して聞いたところによ
ると、発売されたのは1999年で昨年10月に部
品の保有期間が終了しているのだそうだ。
　じゃぁ、新しいのに買い換えたら？と言わ
れそうだが、私はまだ使えそうなものをハイ
そうですか、とあっさりとは捨てられない。
　直せそうなものは直したい。
　おっ、エコロジーか！と言われるかもしれ
ないが、そんな地球環境云々というような問
題ではない。
　単にそれが私の性格なのである。
　それに、このビデオはそれほど使っていな
いのだ。
　頻繁に使用したのは購入後2年ほどでそれ以
降はあまり使っていない。
　丁度購入した頃に私が好きな番組が多数放送
されていたので、それを毎回録画していたのだ。

　考慮の末、私の選択肢は二つに絞られてきた。
　①このビデオデッキを修理する。
　②新品のVHSビデオデッキを購入する。
　ちなみに、家電小売店で売っているVHSのビデ
オデッキは、DXアンテナ社が販売している1機種
のみである。
　そのVTR－100という機種の小売価格は店によ
っても異なるが79800円から89800円となってい
る。
　何と1万円を切っているのだ。
　となると、現在所有しているビデオデッキの
修理代金がいくらかかるかということが大きな
問題になってくる。
　修理代がかさむようだと、やはり買い替えを
選択せざるをえないだろう。
　そのボーダーラインをいくらにしようか？
　さて、どうしようか？

　～続く～