不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

市内の民家に桜の木が無いのは?

 当地には民家で桜の木が植わっている家は
皆無と言ってよいと思う。
 市内や近隣の市町にも無い。
 隣の市は中核市で、それなりの規模の町な
のだが、少なくとも私が見たところ一軒も無
い。
 ざっと人口60万人の地域でゼロなのである。
 私も一軒一軒回って調査したわけではない
ので断言は出来ないのだが、まず一軒も無い。
 私は、きっと一軒くらいあるだろう、と思
い、注意して探しているのだが、一度も見た
ことが無い。
 それで、私は「そうか。桜は一般家庭では
植えてはいけないものなのか」と思っていた。
 
 当地で桜と言えば公園や沿道、堤防、学校
や保育園、寺など公共、もしくはそれに準ず
る施設にしか無いのである。

 そこで、ネットで探してみると、全国では
民家にも桜は植えられていることを知った。
 その数は多くはなさそうだが、確かに民家
の桜は存在しているのだ。

 どうして、当地には民家に桜が無いのだろ
うか?
 歴史もかなりある地域である。
 それでも、民家に桜は一本も無い。
 これは、単にこの地域の住民の伝統的な好
みによるものなのであろうか?
 それとも、公共の桜の名所があるので、わ
ざわざ自宅に桜を植える気にもならなかった
のか。

 園芸は全国的に均一な志向性があるものと
思っていたのだが、そうではないのかもしれ
ない。
 地域性というものがあるのだろうか。
 
 私の日常は、無知と思い込みからの脱却作
業の連続のようである。