不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

田植え終わる

 先週の月曜日には、一区画だけであった田植え済みの
田圃も、今日通りかかると、全部の田圃の田植えは終わ
っていた。
 やはり、先週は田植えの週だったのか。
 田植え週間という事か。

 真っ直ぐに綺麗に植えられた苗は、やはり田植え機
植えられたのであろう。昔の田植えは、もう少し微妙に
曲がっていたりしたものだが、今では、そんなことはな
い。
 この几帳面な真っ直ぐさというのは、日本人特有のも
のであろう。
 使われた田植え機はどんなものなのか、ネットで調べ
てみた。
 うーん、結構いい値段ではないか。
 年に一回、田植えの時にだけ使用する機械である。他
の農作業に転用可能な機械ではない。
 でもやっぱり、必要なのだろう。
 今では、手植えというのはテレビや新聞用のパフォー
マンスで行われる位なのではなかろうか。
 だが、天皇陛下は今でもお手植えである。
 これが、陛下が田植え機にお乗りになり、田植えをな
さっていたら幻滅ではある。

 田植えは大変な重労働なので、田植え機を使って当然な
のだが、もっと安くならないものなのか。それとも、現状
の価格で十分に安いのか。
 私は、そのあたりには素人なので偉そうなことは言えな
いが、軽乗用車並みの価格というのは農家にとっては、大
きな負担になっているのではないだろうか。

 水の張られた田圃に、雷雨明けの青空と白い雲が映し出
されている。近くの古い民家も映っている。

 田植えの終わった田圃には、少しだけリラックスした空
気が流れているように感じた。