不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

Googleの意外に良好な対応

無料雑誌については以前書いたが、最近では無料といっ
ても、かなり質の高いサービスを提供してくれるものが
増えてきた。
 私のようなビジネスチャンスに疎い人間にとっては、ど
うしてこれが無料なのか?というものもある。
 無料といえば、ネットの世界は無料サービスが多く提供
されている。
 私は、プロバイダを除けば、こういった数々の無料サー
ビスのお情けによってネット生活を営ませてもらっている
ようなものだ。
 そんなネットの無料サービスの中でも、時には芳しくな
い状況になってしまうことがある。

 私は、以前GoogleのメールであるGmailのアカウントを2
個、作っておいたことがある。勿論無料である。
 そのうちの1個は普通に使えるのだが、もうひとつは使え
なくなってしまったのだ。
 アカウントとパスワードを受け付けなくなってしまったの
だ。
 何回やってみても駄目。
 しかも、こちらのミスのように表記される。
 こちらにミスは無いのに。
 だが、これは無料サービスだ。どこまで文句を言って良い
ものやら。そもそも無料メールについてクレームをつける人
間などいないかもしれない。
 どうしようか迷ってしまう。
 考えた後、一応こういう状況なんですけど、という文句の
メールを送ってみた。
 送ってみてはしたものの相手は、天下のGoogle。返事を期
待してはいなかった。無料だし。
 3日ほどしたら返事が来た。
 内容は型どおりのものであった。文例そのままのようなメ
ールである。
 私は、これにはカチンと来た。
 だから、そのとおりにやっているのにアクセスできないん
じゃないか!無料だと思って軽く見ているんですか!とその
メールに返信を出した。
 私は、時折おとなげない。今回もそうだった。
 すると、それから数日後、そのメールに返信が来た。
 アカウントが使えるようになった、という内容である。
 文句を言ってもそのまま放置か、と思っていたのに、きっ
ちり対処してくれたのである。
 無料の相手に対してのまともな対応というのは、実に嬉し
い。
 日本のGoogleも、思ったよりもずっと誠実なのには驚いた。
 日本の場合、伸びている会社はふんぞり返っていることが
多いように思われる。そうではない会社もあるのだろうが、
足元を見るような対応をする会社がかなりある。
 
 安い客を軽くあしらう、という場面に数多く遭遇してきて
いる私には、本当に意外な出来事であった。

 もしGoogleに日本法人が出来たら、競合他社は苦戦を強い
られるのではなかろうか。
 
 細かい誠実さが会社を伸ばしていくものである。