統一地方選の告示日である。
当地では、定員２対して３人が立候補している。
現職のうち、一人はヤクザで、一人は女性である。
ヤクザと言うと、なにやら穏やかではない、と思われるかもしれ
ないが、事実であるから仕方がない。
地元の現役のヤクザが、そう言明しているのであるから、間違い
のないことなのだろう。
ハマコー氏の様な例もあるし、代議士ではなく県議であるし、大
目に見てもらっているのかもしれない。
ヤクザが政治家に立候補してはいけない、という法律があるので
はないのではあるが、一定の腐敗の元になっているのは確かである。
彼らの一派は、新人が当選しても、すぐにやる気を失せるようなこ
とを仕掛けてくるらしい。
悪の根源は、損得勘定である。
この世にヤクザと政治家ほど、損得で動く人種はいない。
彼は、さすがにヤクザだけあって、地元の利権に対しては、きっ
ちり分捕ってくる、という能力が高く、そのため多選されているの
ではあるが、マイナスも大きい。
清潔で優秀、というのが理想なのであるが、そうもいかないのか。
私は、ヤクザは映画の世界だけで十分なので、他の候補者の政
見に耳を傾けてみることにする。
