不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

脳内麻薬と賭博の心理

 大リーグの大谷翔平選手の通訳の水原氏の賭博疑惑が報じられている。

 賭博はありふれた行為だが、よく知られていない点もあるように思う。

 などと偉そうなことを記している私だが、私もよくわかってはいない。

 ただ私の観察では、「賭博は損失を損失として心理的に計上しない」という点があると思う。

 賭博で損をしても、賭博者は「損をした」と殆ど思わない。

 軍資金を持って賭博に参加し、大いに負けて軍資金が減っていっても「損をした」と思わない。

 「負けた」という認識はあっても「損をした」とは思わない。

 不思議なことであるが、これは事実である。

 賭博と並べて論じられることもある投資では、損は損として心理て大きな打撃として残る。

 マイナスはマイナスとして明確に捉えている。

 賭博で「損をした」感覚を持たないのは何故なのだろうか?

「次の勝負で取り返せる」と思っているからなのか?

 あるいは賭博よる脳内麻薬の作用により、脳がまともに反応しなくなっているのか?

 賭博は罪な行為である。