不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

罪な病気。

 いつもの集いに行ってきた。

 ここ3日ほど、当地では朝方に落雷があり、それに伴う雨が降っている。

 朝7時台に真っ暗になり、雷が鳴り響く。

 毎日一個ずつ、雷が市内に落ちている。

 さすがの大迫力である。

 その後、午前9時台には雷も収まり、雨も止む、というパターンの日が続いている。

 さて、いつもの集いには、NZさんは出席だった。

 行事が終わり、雑談の時間となった。

 NZさんは、朝の落雷に付いて「知らなかった!」と驚いている。

 朝の天候を、すでに忘れてしまっているのだ。

 無理もないのかもしれない。

 5分前のことも忘れてしまう人に、3時間以上前のことを覚えていることなど無理なのであろう。

 ただ、当人は、自分が忘れてしまっていることについての病識は一切無い。

 これは、幸せなことなのか、不幸なことなのか?

 ちょっと、わからないなぁ~。

 ただ、傍から見ると、複雑な気持ちになることは、間違いない。

 認知症は、なかなか罪な病気である。