私は普段マスクをしていない。
だが、当地では未だにマスク着用の方がおられる。
約5割の人はマスクを付けている。
一時よりもかなり減ったが、今でもそれだけのマスク愛好者がおられる。
街等で出会うと、彼等の冷たい視線を感じる。
明らかに軽蔑している。
突き刺さるような眼力である。
おぉ、これは興味深い感覚だなぁ。
視線自体に、何らかの力があるかのように感じる。
だが、これは錯覚である。
ごく一部の超人ならともかく、普通の人の視線に力など無い。
私の肉体の脳が、私の視界から入ってくる情報を勝手に分析し、視線に冷たさ等を感じさせているだけである。
まぁ、そんなことを言っていたら、面白くないので(笑)「視線が冷たい」といった表現を用いることにする。
彼等マスク族にしてみれば、ノーマスクの人間は迷惑この上もない存在なのだろうなぁ。
決して同席したくない種族なのだろう。
しかし、私は、そのようなことは、まるで頭に無いかのように振る舞う。
彼等が明らかに嫌がっているのを承知しながら、周囲に対する気遣いゼロの姿勢を見せつける。
あぁ、私はへそ曲がりだなぁ。
否、単に意地悪なだけかもしれない(笑)