時々参拝している教派神道の教会に行った。
「教会に行くからには、その教派神道の信者なのだろう」とお思いの方もおられるかもしれないが、私は特に信者というわけではない。
多くの日本人が自分の家の宗派と関係なく、神社に参拝したり、別の宗派の寺院に参拝したりするのと同じような感覚である。
私が度々参拝しているのは、他にも理由がある。
ここの教会長先生が、宗教的に極めて高度な方だからである。
ガンを含む多くの難病を、自身の祈祷力によって治癒している。
病気治癒の他にも、たくさんの奇跡を日常的に起こしておられる。
教団内では有名な存在なのだが、世間的には全く知られていない。
全国的、否、世界的に見てもトップクラスの宗教家である。
だが、隣近所を除けば、当市の人間にすら知られていない。
突出して優れた人間というものは、必ず世間に知られるというわけではない。
そういったフツウの扱いを受けることが意外に多いものだ。
先生は奇跡を簡単に起こすのに、自分の手柄には一切しない。
私が冗談交じりに「先生、良い腕してますねぇ」と言うと、こう答える。
「神様のおかげです」と静かに仰る。
自分は何でも無いと心底思っておられる。
ちなみに、「良い腕してますねぇ」などという軽口を叩く信者さんは教団内には一人もいない。
いるわけがない。
大尊敬されているからだ。
私は相手がどれほど偉い人であっても、私のペースは崩さない。
あくまで面白トークを優先する。
人によって態度を変えるつもりは一切ない。
さて、私はこの教会に時々参拝し、先生とお話をさせて頂いている。
~続く~