私はネット上では、mRNAワクチン、ウイルスベクターワクチンを強硬に反対している。
不本意ではあるが、反ワクチンと呼ばれる人間である。
だが、リアルの世界では、ワクチン接種をしたか、していないかは一部の人を除いて秘密にしている。
当地は、それほど田舎ではないが、住民のマインドはど田舎のそれであり、「あいつはワクチンを接種していない」と知れるとかなりの攻撃が想定される。
さて、私はどう振る舞うべきか?
①「ワクチンは接種済みです」と嘘を言っておく。
②「打ちたくても、持病があるので打てない」と嘘を言う。
③「これらワクチンは超危険なので絶対に打ちません」と正直に言う。
大体これら三種類のいずれかになると思う。
どれにしようかなぁ。
どれを選んでも、あっという間に皆の知るところとなる。
アホみたいに噂話コミュニケーションが発達しているのだ。
田舎の特徴である。
①にしてしまうと、ひょっとして身近にいるかもしれない反ワクチンのお仲間と知り合える機会を逸してしまう可能性がある。
②の場合は、その場はそれで収まっても、その後に「ねぇ、ワクチン打った?」と尋ねられる可能性がある。それも鬱陶しい。
③この答えは猛反発を喰らうことは間違いない。それも面倒である。
どうしようかなぁ。
②をアレンジして使ってみるか。
持病は何か?
私は極めて貧弱な肉体の持ち主であるが、持病ゼロである。
弱そうに見えても、実はしぶとい。
では、病気は何にしようか?
候補をいくつか考えている。
「暗算苦手病」
「スナック菓子大好き病」
「枝豆・フライビーンズ大好き病」
「早寝遅起き病」
そんな感じである。
実際には暗い表情を作り「病名は言いたくない」的な圧倒的な暗さを演じ、病名を告げることはしないでおこうと思う。
しつこく病名を聞いてくる奴がいたら「あなたに説明したら絶対治してくれるのか!?」と強く出て、ブチギレた感じを作ってその話題を強制的に打ち切る。
嘘をつくことは正しいことではないが、危急時には仕方ない。
大目に見て頂きたい。
身を守るためには、時に嘘も必要となるのだ。
私はそんなふうに考えている。