私は基本的に「新型コロナの専門家」を信用していない。
昨年の春頃、専門家による次のような発言があった。
「新型コロナウイルスは湿度が苦手ですから梅雨明けには、コロナ騒動は治まるでしょう」
私はそれを真に受け、ご近所さんにペラペラ喋った。
だが、コロナは治まらなかった。
私は信用を少し失った。
それから少しして今度は専門家によるこんな発言を及んだ。
「新型コロナウイルスは高温に弱いので、夏が終わる頃には治まっているでしょう」
私は、今度もご近所さんに話しの受け売りでペラペラ喋った。
夏が終わっても新型コロナは、びくともしなかった。
私は、またしても信用を失った。
元々高くもない信用が、立て続けに減ってしまった。
あぁ、安易に「専門家」を自称する人間の言うことを信用してはいけないな。
しかも、今回は世界中の誰もその正体を掴んでいない新型コロナである。
そもそもそんな新しい未知のウイルスについて専門家が存在しているということが疑わしい。
この新型コロナ禍は、様々なことを学ばせてくれる。
そういう意味では有り難い。