週末である。
朝6時になっても号砲は聞こえてこない。
今週は号砲も無しか。
まぁ、そりゃそうだろう。
新型コロナ禍感染予防対策で、どこのお祭りも中止である。
号砲だけは揚げるという町内もあるが、それは例外的な一部の町内であろう。
4月の週末に号砲が揚がらないと、何か足らないと感じる。
号砲で起こされるのが、この時期の長年の恒例だったからであろう。
私のように(お祭りは面倒くさい)(もっと簡略化すれば良い)と思ってきた不届き者(笑)であっても、号砲がないだけでそう感じるのだ。
毎年積極的に参加してきた人の心情は想像すら難しい。
かなり大きな喪失感があることだろう。
忍耐のトレーニングだと思って我慢するしかなかろう。