私はNHK FM毎週土曜日9時からの”世界の快適音楽セレクション”を愛聴している。
毎回録音し、聞き逃し配信も聴いている。
先日の12月19日の放送も楽しいものであった。
ジャズのテナーサックス奏者・ブッカー・アーヴィンがかかった。
”ナンバー・ツー”という曲である。
わたしはブッカー・アーヴィンは好きでCDも数枚持っているが、この曲は知らないな。
曲が始まる。
高速で奏されるのスリル溢れる曲展開である。
ブッカー・アーヴィンと彼を支える共演陣の演奏が大変素晴らしい。
これは一体誰なのだろう?
調べる。
ああ、なるほど、やっぱりなぁ。
ピアノがジャッキー・バイアード、ベースがリチャード・デイヴィス、ドラムがアラン・ドゥソンである。
いずれもジャズ界最高峰の巨匠プレイヤーたちである。
この3人のいずれかが参加していれば、そのアルバムの出来は確実に向上する。
名盤請負人と言えるだろう。
あぁ、これだけのミュージシャンが揃えば名演が生まれても不思議ではないな。
目が覚める最高の音楽を教えてくれて番組には感謝である。