使い捨てマスクが市内のディスカウントストアで50枚入り298円で売られているそうだ。
その店は、この春に全国的にマスクが品薄だった際にも、市内では唯一マスクを売っていた店である。
その当時のマスクも箱入りの使い捨てマスクだった。
中国から大量に仕入れたと言われている。
「そんなの粗悪品に違いない」と囁く人もいた。
その時には一箱50枚入りで3000円くらいであったであろう。
それでも仕方なく買った人もおられるようだ。
お隣のNさんもやむなく購入したそうだ。
ケーキ君も買いに行ったら?と勧められたが、結局行かなかった。
それが今では一箱298円になっている。
暴落である。
一箱3000円は高すぎるにしても、下がったものだ。
298円なら飛ぶように売れているかと言うと、そうでもないそうだ。
今ではマスクは簡単に入手できるようになっているからだろう。
マスクの在庫が過剰になり、値が下がる。
市場の原理が働いている。
いずれそうなるだろう、とは思ってはいたが、こんなに早くそうなるとは思っていなかった。
「モノが無い」と言って浮足立ってはいけないという教訓であろうか。