不二家憩希のブログ

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特定健診に行った。2020 その⑤

  番号札1番から5番までの人が受診のため階下の会場に降りていった。

 この人達は何時頃から待っていたのだろうか? 

 受診開始が午後1時30分なので、おしらく10時30分かそれ以前だろう。

 3時間待ちである。

 早く終る、終わる時刻が読めるという利点はある。

 それのために3時間待つのか。

 私には出来ないな。

 残った大半の人は待機を続ける。

 座敷に座っているだけである。

 おしゃべりを再開している人達が何組もいる。

 聞きたくなくても話の内容が耳に入ってくる。

 おしゃべりをしている人達は、それぞれ顔見知り程度で、これ以前には特に交友があったわけではないようだ。

 話の内容がごく基本的な身辺の話だからだ。

 この会場でたまたま近くに座ったから話を始めたようだ。

 そんなこときいてどうする?というようなことを話している。

 どうでも良いような些細なことばかりである。

 これらのおしゃべりは意味の無い行動ではないのか?

 これが 退屈しのぎのおしゃべりというものか。

 くだらない。

 だが、今はコロナ禍である。

 おしゃべりは、慎むべきであろう。

 それもわからないのか?

 私は呆れながら自分の順番を待った。

 10数分すると係員が来て「6番から10番の人、廊下に出てください」と声をかけた。

 廊下で間隔をとって整列させ、一階に降りていくようだ。

 やっと10番か。

 56番はまだ先だな。

 それまでおしゃべりを聞かされるのか。

 

 ~続く~