当地のお祭りがどうあるのか、について実は少し気になっていた。
これまで何が起きても開催してきたお祭りである。
昭和天皇崩御、東日本大震災の全国自粛ムードの中でも普通に開かれていた。
東日本大震災の際は、当地の周辺の多くの市では開催規模を縮小して行われた。
被災者を思いやり慰霊の気持ちを込めてのことであろう。
だが、当地ではそうはならなかった。
お祭りは例年通りに進行された。
私は内心(いいのか、これで?)と思ったが、口に出すことはなかった。
台風並みの爆弾低気圧が当地を直撃した時も、いつも通り行われた。
幟が暴風で破れた。
大雨で道が川のようになった。
でも、お祭りは予定を帰ることはなかった。
それが当地なのだ。
だが、今回は違うようだ。
緊急に役員会が開かれた。
すぐに中止が決まったようだ。
おぉ、当地にも良識があるのか。
案外まともだな。
ちょっと意外だった。