天気予報では「午前中までは雨が降るが、午後からは晴天となる
でしょう」と言っていた。
昨夜からの雨は8時には止んでいたが、またいつ降り出すかわから
ないような雲色だった。
それも正午になると雲間ができ、日がさすようになった。
おぉ、このまま晴れていくのか。
そう思われたが、青空は再び薄い灰色の雲に覆われていった。
これは晴れとは言えないなぁ。
確かに雨は降っていないし、これからも降らないであろう。
だが、雲が消える兆しはゼロだ。
頑固な曇り空である。
これだと天気予報はハズレということになりそうだな。
日差しが少ない冬の間は、少しの陽光でも貴重である。
結局今日も晴れなかった。
天候に気分を左右されるのは、未だ精進が足りないことを示している。
私はいつまで経っても未熟者である。