不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

増山さんの劇団山王時代。

 増山江威子さんの聞き書きを続ける。
児童劇団が多かったんですよ、こけし座とかいろいろ。
 でそういうところにに毒蝮三太夫さん、石井伊吉って言ったんで
すけど、彼がいたり。
 みんなラジオドラマでクリスマス特集とか言ってみんな子役で
一緒にやってて、そこからだんだん大人になって『もう児童劇団
でもないよね』とか言いながらみんなで話し合って『じゃぁ劇団創
ろうか』って出来たのが劇団山王なんです。
 それぞれの友人たちを誘ったりして、後に四季で浅利慶太さん
の奥さんになられた影 万里江さんと一緒に山王にいたんです。
そのうち劇団四季に『女優が少ないから』ってスカウトされて私
と影 万里江が四季に行ったんです。
 面白かった、今、四季入るのに大変なのに、頼まれて行ったん
ですよ(笑)
 でもまだ四季ができて一年目くらいかな。四季の芝居は早口
なんですよ。早口じゃないと入らない。みんな早口ができないと
駄目で。翻訳ものでしたからね、今みたいなミュージカルの世界
じゃなかったですから、それに逆についていけなくて。
 そのうちに海外から外画が入ってきたり、それからアニメーショ
ンが入ってきたり、そういう吹替の仕事、みんな昔は新劇の人
たちのアルバイトみたいにやってたんですよね、その吹替の
仕事を。
 でそんなやっているうちに私も結婚したりして両立させたかった
んです、家(うち)と仕事を。
 そうすると旅は行けないし、それでテレビもお稽古が長いです
からテレビも生でしたからそんなことで両立するには、どっちが
いいかな?やっぱり声だけだったら時間が短いからっていうん
で。
 それで声に切り替えてしまったというか。

 聞き書きここまで。

 増山さんと毒蝮三太夫さんは子役時代からの仲間だったのか。
 毒蝮三太夫さんにも子役時代があったとは、ちょっと笑える(笑)