パキスタンのバンド、サッチャル・ジャズ・アンサンブルは
それなりに話題にはなってはいる。
ジシャンたちが、新天地を求めて外国でジャズに参入する。
彼らの奮闘はドキュメンタリー映画にもなっており、現在
公開中である。
映画では、ウィントン・マルサリスが率いるリンカーン・セ
ンター・ジャズ・オーケストラとの共演シーンもある。
マルサリスが彼らの音楽を聞いて、ニューヨークに招へ
いしたそうだ。
「へぇ~、それならうまくいっているのだなぁ」と思われる
かもしれない。
だが、実際には大したことはないようだ。
昨日載せたYouTubeの視聴回数が、487回と2994回であ
る。
まさかの3ケタである。
これは少ない。
アマチュア・ミュージシャンが自宅で自撮りした動画でも、
もっと多い。
もう一方は4ケタだが、これも少ない。
2014年の7月に公開して、やっと2994回である。
全世界をターゲットにした動画で、この数字は小さすぎる。
YouTubeの視聴回数は、注目度の目安になる。
珍しさもあってか各種メディアには取り上げられてはいる
が、反響は小さいようだ。
ビッグネームであるウィントン・マルサリスを引っ張り込ん
でも、この程度の数字しか出せなかった。
ジャズの世界は厳しい。