私は造語作家を名乗っている。
「新しい言葉を作る人」という意味である。
最新の言葉は、次の二つである。
「ワン族」
「ニャン族」
これは、どういう意味だ?と思われる方も多かろう。
「ワン族」とは、犬を指す。
「ニャン族」とは、猫のことである、
日常の会話などの中で、「犬」「猫」と言うことが憚られる
ケースがある。
相手が熱狂的な犬の飼い主、猫の飼い主の場合である。
そうした際には「ワンちゃん」「猫ちゃん」と言い代えたりす
る。
だが、人によっては「ワンちゃん」「猫ちゃん」とか言いたく
ないなぁ、という方もおられるだろう。
(なにが、ちゃんだぁ)と心の中で思っていたりする。
そうした時には、この言葉を使う。
「ワン族」「ニャン族」である。
「犬」「猫」とは言い切らず、かといって「ワンちゃん」「猫ち
ゃん」とまではへりくだらない。
ユーモラスな語感を備えたつつも、動物としての種類を明
白に表す言葉である。
「ワン族」
「ニャン族」
よろしかったらお使いください。