今日は、作曲家のマスネの誕生日だそうだ。
日本にも桝根、升根という苗字がありそうである。
マスネはフランスの作曲家で1842年に生まれ、
1912年に没している。
11歳でパリ高等音楽院に入学している。
11歳である。
日本だったら小学校5年生である。
マスネは早熟の天才であった。
1862年にはローマ賞を受賞しており、順風満帆の作
曲家人生をスタートさせている。
1873年、31歳の時に作曲したオラトリオ「マグダラの
マリア」が大成功をおさめる。
この成功により、マスネはチャイコフスキーやグノー
らと肩を並べる著名作曲家となった。
チャイコフスキーと同列ということは、当時最高の評
価ということになる。
今日では、マスネと言えば、「タイスの瞑想曲」で広
く知られている。
どなたでも一度は聞いたことがある有名曲である。
クラシック屈指の人気曲と言えるだろう。
この曲は、不思議に聞き飽きしない。
少なくとも私はそうだ。
そこらじゅうでかかっている曲で、嫌でも耳に入って
くるのであるが、嫌にならない。
マスネには、他にも良い曲がたくさんある。
いずれもメロディーラインの美しい曲ばかりである。
ロンドン交響楽団の演奏である。