不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

オランダ式洗濯、危機一髪。

 土曜日なので、「オランダ式洗濯」の日である。
 このオランダ式洗濯とは、私の造語で「週に一回の洗
濯」のことである。
 オランダは大半の国土の海抜が低い。
 海抜零メートルの地域が珍しくない。
 そのため、水が貴重である。
 ここで言う水は、海水のことではない。
 真水を指す。
 オランダの家庭では、洗濯はまとめて週に一回、という
のが普通なのだそうだ。
 消費する水の節約のため、洗濯の回数を減らしている
のである。
 一方、私は独り暮らし海水なので週に一回しか式洗濯」
命名した。
 オランダ式と言うと、何か特別な方法でもあるのか?と
思われるかもしれない。
 だが、上記の説明でおわかりのように、要は週に一回し
か洗濯をしない、ということを欧州風に表現しただけのこ
とである。(笑)
 さて、昨日は朝から曇り空だった。
 天気予報では、日中は曇りはするが雨は降らない、降り
始めは日没以降とのことだった。 
 それなら、外へ干せるな。
 空を見上げる。
 青空はない。
 灰色の雲が8割に白雲が2割である。
 今にも降り出しそうなほどである。
 これで、本当に晩まで大丈夫なのか?
 私は気にはなったが、外乾しを決行した。
 正午頃、私は外へ出て改めて空模様をうかがう。
 いつでも、降りそうな気配だな。
 でも、現実には降っていない。
 後、2時間くらい干せば、完全に乾くだろう。
 それまで、もってくれればよいのだが。
 午後1時半、窓の外に人影が見えた。
 お隣のNさんの旦那さんだ。
 手を頭の上で振るジェスチャーをしている。
 「ちょっと降ってきたよ!」
 私は、すぐに駆け出し外へ出た。 
 ごく小粒の雨が降っている。
 気がつかなかった。
 私は洗濯物をを急いで取り込んだ。
 その様子を見てNさんは、「まだ、そんなに大したことないん
だけれど」と声をかけてくれた。
 こんな弱い雨なら、そのまま干しておいてもそのうち止んで
しまうかも?余計なお世話だったかな?というニュアンスである。
 いえいえ、とんでもない。
 降り始めに教えていただき、大助かりです。
 その後、雨はすぐに本降りとなった。
 Nさんのおかげで。オランダ式洗濯が台無しにならずにすんだ。
 ご協力ありがとうございます。