今日から11月も下旬である。
11月下旬といえば、冬の一歩手前である。
例年、風が冷たくなり始める時期である。
だが、今年の11月は暖かい。
猛烈に暖かいと言うほどではない。
異常気象といわれるレベルではない。
しかし、毎日の最高気温が「平年以下」になる日は、ほ
とんど無い。
「平年より高い」か「平年並み」ばかりである。
となると、「暖秋」か?
暖秋?
そんな言葉があるのか?
暖冬なら知っているが、暖秋などという言葉は聞いたこ
とが無い。
ネットで調べてみる。
どうやら、暖秋と言う言葉は存在するらしい。
使われているのは、気象観測、天気予報の世界に限ら
れるようだ。
世間一般に普及している言葉ではないようだ。
「暖秋だよね」とか言ったことは無い。
認知度が低い言葉である。
気象の専門用語に近い位置づけかもしれない。
そのためか、言葉としてのステイタスは低い。
国語辞典には載っていない。
私のパソコンの辞書ソフトには入っていない。
ネット上の多くの辞書サイトにも入っていない。
俳句の季語にも見当たらなかった。
新しい言葉として、私は新たに学ぶこととなった。
暖秋。
ちょっと変な感じではある。