不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

商品名とは気がつかない。

 昨日の当ブログでは日本のバンドALFEEメンバーによ
NHK-FM番組内での暴走トークについて記した。
 彼ら高見沢氏と坂崎氏は、固有の商品名であると同
時に会社名でもある「セメダイン」を番組中のトークで何
回も言及してしまった。(以下敬称略)
 NHKの番組内で商品名、会社名を挙げて話すことは
禁じられている。
 なぜ、このような事態になってしまったのだろうか?
 高見沢、坂崎の両氏は、いつもの番組内では商品名
を出さないような配慮のあるトークをしている。
 今回は、「セメダイン」「セメダイン」と何回も発している。
 連呼に近いほどであった。
 おそらく、高見沢と坂崎は、セメダインが商品名であるこ
とを知らなかったのだろう。
 プラモデルの接着剤=セメダイン、これはプラモデル作
成においては当たり前すぎるほど定着している認識である。
 商品名とは知らなかったとしても、仕方がないほどである。
 同様に品名だと思っていたら商品だったというケースは
他にもある。
 「マジック(筆記用具)、もしくはマジック・ペン」、「セロテ
ープ」といったものである。
 マジックは、商品名である。
 セロテープも、商品名である。
 セロハンテープの略称でセロテープだと思いがちである。
 もともとは略称であったのだろうか、会社が登録商標とし
て登録している商品名となっている。
 NHKなどの放送では、マジックは「油性フェルトペン」と言
い換える。
 セロテープは「粘着テープ」と言うらしい。
 普段の日常会話なら、セメダインで普通に通じる。
 接着剤では、ニュアンスが通じにくい。
 セメダインと言うからこそ、あの特有のにおいとともに記
憶が喚起されイメージが共有される。
 だが、今回の場合、番組ディレクターは、注意し取り直すべ
きだったと思う。