冬の間、寒いことは厄介なことが多い。
だが、寒さ故に良いと思えることもいくつかある。
そのひとつは、暴走族の暴走行為が減る、というこ
とである。
暴走族、と言っても当地のそれは組織としては存在
していないらしい。
単独で走っていることが殆どである。
「族」ではないのだ。
たまに数台でまとまって暴走していることもあるが、
回数や車両数は少ない。
当ブログでは、わかりやすいように暴走行為を繰り
返す者を暴走族と記す。
彼らは寒い夜には出走しないらしい。
「今夜は冷えるなぁ」というような日に走っていること
は、まずない。
この冬も一回もない。
他の季節では多発する土日でも、冷え込めば暴走行
為は発生しない。
彼らは寒いのが苦手なのだろうか。
「根性出して走るぜぇ!」とか叫ぶ者はいないのだろう。
そのため、寒い夜にはあのしつこい爆音は聞こえない。
実に静かである。
寒いのも悪いことばかりではない。