今年は三が日は全国的に冷え込んだが、それ
以降はほぼ平年並みの気温となっているようだ。
年明け早々が低温というのは、ここ6年ほど毎
年のことである。
そして、そのままズルズルと低温が続く、という
のが昨年までの1月の気温動向だった。
今年は、そうではない。
猛烈に寒かったのは三が日だけである。
嫌になるほど寒くはない。
大きな災害を引き起こすような低温ではない。
予報では、この冬は暖冬と言われていた。
現状は暖冬とまでではないが、異例の低温でも
ない。
半分当たっている、と言ったところであろうか。
「平年並みなら当たっていないではないか」と言わ
れるかもしれない。
だが、ここ何年も冬の気温は平年値を大きく下回っ
てきた。
毎年、毎年、寒い冬が続いた。
平年並みであるというだけでも(暖かい)と感じてし
まう。
今年は少し違う。
もちろん、冬なので寒いことは寒い。
しかし、気分としては暖かい。
平年並みというのは、実に嬉しい。