不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

米を食べてみる。

 伯父から送られてきた米を炊いてみる。
 伯父の作った米は、これまでも何年何回も食べて
きた。
 その味は食べてみないとわからない。
 「これは最高にうまい!」という年と「そうでもないな。
これが一般の小売品だったらクレームをつける人がい
るかもしれないな」という年がある。
 おいしい年の米は、本当においしい。
 生涯トップレベル・クラスのおいしさである。
 有名産地・有名銘柄の米にも引けをとらない。
 一方、おいしくない年の米は、実に残念な味である。
 どう炊いても、なんともならない。
 同じ人が作ったとは思えないほどである。
 おいしい年とそうでない年との差が、あまりにもかけ離
れている。
 両極端なのである。
 最高か、最低かのどちらかである。
 どうして、そうなるのか。
 尋ねてみたい気もするが、いまだに聞けないでいる。
 それを聞いたら、「失敗の年がある」ということを正式に
申告することになる。
 それはちょっと出来ない。
 され、今年はどうだろうか?
 炊きあがりの香りはまずまずである。
 一口食べてみる。
 「うまい!」
 これ!これ!これ!
 今年は当たり年のようである。
 これは嬉しい。
 少しの間、おいしいご飯が食べられそうである。