翌日プロバイダから電話が入った。
①当方の回線状況は良好で指摘の時間帯に特に断
絶などはなかった。
②特に回線上の問題は無い。むしろ良い位である。
③となると、残るは貸与してあるモデムが経年劣化し
たことが考えられる。
④新しいモデムを送るので、それを接続して様子を見
てくれないか。
以上のことを丁寧語で伝えられた。
なるほど、回線には問題はないのか。
わが家は中継局から割と近く、ADSLの速度も速い方
である。
そうか、モデムか。
ひょっとして、誤って天地をひっくり返して使っていたの
が影響したのかも?ということを言おうかとも思ったが、
話がややこしくなると面倒なので黙っておいた。
私はモデムの交換ということで了承した。
オペレーターは、モデムの交換の仕方を口頭で話し始
めた。
今度のモデムはスプリッタ内蔵型だという。
私はメカには疎い。
だが、スプリッタについてはかろうじて何のことかはわ
かった。
加えて送り返す機器についても説明した。
口頭でいろいろ言われてもメカに疎い私は数分経ったら
忘れてしまうかもしれない。
「それって説明書とか無いんですか?」
私は思わず尋ねた。
「もちろん、説明書は同送されます」
なんだ、良かった。
一応、先に説明しておくということらしい。
「では明日の午前中にはお届けできると思います」
えぇ~そんなに早く着くのか。
まぁ、良いか。
私は電話を置いた。
~続く~