わが家の寝室の床に雨水が落ちていた時、私は何
をしていたのか?
私は呑気にパソコンをしていた。
台風の進行状況をチェックしていたのだ。
雨水は、その朝6時から9時半までの間に溜まって
落下したものと見られる。
既に起床していたので布団は難を逃れた。
少なくとも6時の時点ではなんともなかった。
数年前の大台風の際にも、今回のような斜め降りに
よる雨漏りの被害は起きている。
屋根屋さんによると、これは仕方ないことなのだそうだ。
ひょっとしたら今回もあるのか、と思い起床時に部屋
の一カ所に3枚重ねのちり紙を敷いておいた。
その場所は、その時に水が落下した場所である。
前回のことを考慮すると、それくらいで大丈夫だろうと
言う判断だった。
私は10時過ぎに寝室を見に行った。
既に水が落ちた後だった。
あぁ、なんということか。
私は敷いておいたちり紙を取り除いた。
びしょびしょである。
だが、その場所は特に湿ることもなかった。
たった3枚のちり紙で防げる程度の水だったということだ。
しかし、他の場所はそうではない。
水は既に浸透を始めていた。
あぁ、もっと早く見に来れば良かった。
どうして気がつかなかったのだろう。
いつもだったら直前までにピンと来るのになぁ。
弛んでいたのだろうか。
残念である。