ネットを見ていたら、こんなものを見かけた。
雑誌の宣伝バナーである。
「飼い主も意外と気付かない愛猫の本音」
ワハハハ、何だこれは。
愛猫の本音だって?
猫に本音とかあるのか?
猫に本音も建前もないだろう。
猫はいつだって本音なのではなかろうか。
猫は気まぐれな行動をとることが多い。
飼い主の命令を聞かなかったりもする。
だが、それらは彼らなりの態度の表し方であり、そ
のどれもが本音なのではないだろか。
当ブログでは動物の意外なほど高い知能について
時折記してきている。
しかし、彼らがいくら高い知能を持っているといって
も、本音と建前を使い分ける知能まではないと思う。
これは出版社ベネッセの”ねこのきもち”という雑誌
のキャッチコピーである。
愛猫家の気持ちを掴みそうなコピーである。
流石ベネッセ、秀逸なコピーというべきか、それとも
行き過ぎだよ、というべきか。
私はこのコピーを見るたびに笑えてしまう。
そりゃないだろう、と思いつつ写真の猫に見入ってし
まうのだった。