テレビドラマは娯楽作品である。
教訓を垂れようとして作っているわけではない。
何とかして面白い作品にして、人気を掴もうとい
うのが最大の目標である。
だが、私はその娯楽作品である”刑事コロンボ”
から、いくつも教訓を見出してしまった。
”刑事コロンボ”の制作サイドやそれを演じる俳優
たちにも、教訓を述べようとしているつもりは、微塵
も無いと思う。
にもかかわらず、私は"刑事コロンボ"から教えを
承ってしまう。
(う~ん、なるほどなぁ。気の利いた言い方だな)
(こういう場面では、あの様な対処の仕方がある
のか)と感心する。
実に呆れてしまうではないか。
熱狂的にもほどがある。
そうは、わかっていても観れば私は”教えを承る”
という姿勢になってしまう。
勿論、刑事ものドラマとして楽しむのが主である。
だが、やはり作品中に何か教訓が隠されているの
では、とも思ってしまう。
私の中では”刑事コロンボ”は、生きていく上での
アドバイスに満ちた作品でもあるのだ。
そこで明日からは、私が勝手に見つけ出した教訓
を記していきたいと思う。
~続く~