不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

広告と錯覚。

 昨日、私はYahoo!ニュースのページを見ていた。
 ニュースを読み終わり右上のPRの欄に目が行
った。
 Yahoo!を利用されたことがある方ならおわかり
かと思うが、Yahoo!の各ページの右上には四角く
広告欄がある。
 見ようとは思わなくとも、何となく目が行ってし
まう場所である。
 その場所に先日来、当ブログで記しているス
ポーツクラブのネット広告が出ているではないか!
 そのスポーツクラブの広告は、Yahoo!ブログの
マイページだけに掲載されているのではなかった
のだ。
 この広告は以前からうたれていたのか。
 それとも、以前から出ていたのか。
 私は今までネット広告を注意して見たことがない
ので、気がつかなかったのだ。
 この場所は、本日はシンガポール航空の広告が
出ていた。
 つまり国際的な航空会社の広告とローカルの極
みのような小さなスポーツクラブの広告が入れ代わ
り、互い違いに載るのである。
 そのため、ローカルなスポーツクラブに箔がつい
た様な気がしてくる。
 スポーツクラブにとっては嬉しい効果である。
 これは一種の錯覚であるが、広告のみならず、そ
もそも他者への認識などはその殆どが錯覚のよう
なものである。
 虚偽を伝えると問題があるが、錯覚を起こさせる
だけなら悪くはあるまい。
 このような手法は他のメディアでは考えられない
ことである。
 それらのメディアでは人目につく場所や時間帯は
高額と決まってしまっていて、小さな会社ではまず
利用できない。
 だが、ネット広告ではその点において極めて柔軟
に対応が出来ているようだ。
 これも新聞やテレビ・ラジオの広告が減りネット広
告に移ってきている理由のひとつではなかろうか。