不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

班長慰労会に出席した。その⑫

 年度始めの顔合わせの会合の時に出た折り
詰めが約2000円、今回の慰労会の食事が
4500円、合計6500円である。
 おぉ~、そんなにお金を掛けてくれてくれ
ていたのか!
 これはつまり、班長への一年間分の報酬と
みなして良いだろう。
 この慎ましい町内会の財政の中では結構な
大金である。
 私は当ブログで以前記したように、班長
仕事は時給500円位の価値はあるのでは?
と考えている。
 時給500円とは、法定最低賃金にも満た
ない額ではある。
 安過ぎると感じられる方もおられるかもし
れない。
 だが、私が1年間務めてみて、大体このく
らいだろう、というのが500円なのだ。
 班長の仕事は面倒で気を使うことも多い。
 だが、どうにも大変だ、きつい、というほ
どのことをするわけでもないのだ。
 それで500円という金額を出してみた。
 そして同時に500円以下でもない、と思
っている。
 それは、同様の仕事を実際にアルバイトを
雇った場合、やはりそれなりの額を払わない
とやり手が無いような仕事でもあるからだ。
 町内会会費の集金や募金集めにしても、よ
く知っている近所の人が集めに来るので大し
た説明が無くともすぐにお金を集めることが
出来る。
 これが見ず知らずのただのアルバイトの人
が集めるとなると、それなりに手間がかかる
ことは間違いない。
 信用してもらってお金を預けてもらうとい
うのは、集める人がご近所さんという信頼が
あってのことだからだ。
 信頼も一種の能力である。
 これはビジネスの世界では常識である。
 そうしたことを考慮して、班長の仕事は時
給500円、としたのである。

 ~続く~