不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

班長の仕事で一番大変なことは?その①

 町内会の班長の仕事のなかで、私が最も面
倒だな、と思っているのは訃報の伝達である。
 当町内会では、町内の世帯で人がお亡くな
りになると、そのお通夜と告別式の案内が各
戸に知らせている。
 その手配は常に迅速だ。
 町内会が遺族からお通夜などの日取りを取
材する。
 それを4cm×5cm程の紙に印刷し、全世帯
に一枚ずつ配布するのだ。
 印刷までは町内会の幹部のどなたかが行い、
それを区長に届ける。
 それを区長自らが各班の班長の家にまで持
って行く。
 そして班長が班内の各戸へ配っていくのだ。
 配布は紙を受け取ったら直ちに行わなけれ
ばならない。
 今、ちょっと忙しいから後で、ということ
は許されない。
 葬式関連の行事なので当然とも言える。
 マイペースで行こう、私には私のペースが
ある、なんていうことは言っていられない。
 それにこの時点でズルズルとしていると、
「あの人はルーズな人だ」と言う評判が町内
で立ってしまうのだ。
 こうした時に出来上がってしまった評判と
言うのはかなり説得力があり、挽回するのは
困難なのだ。
 今年度も、この訃報の伝達は何回かあった。
 事が訃報なので、いつ頃あるか、というの
はわからない。
 急にやって来るので、班長はいつも気が抜
けないのだ。
 配布する際も、ただポストに入れていけば
よい、というものではない。
 一軒一軒、訃報の内容を口頭でも説明して
いくのだ。
 これが結構、面倒なのだ。

 ~続く~