不二家憩希のブログ

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町内会の委任状を集めて回った。その③

 このプリントには、通常では使われない単
語が用いられていた。
 それは、「徴求」という言葉である。
 徴求って何だ?
 そもそも、何て読むんだ?
 ちょうきゅうで良いのか?
 調べてみると、読みは、ちょうきゅうで正
解のようだ。
 その意味は、①要求すること。とりたてる
こと。となっている。
 例として、『夥多の軍費を―せず〔出典:
経国美談(竜渓)〕 』とある。
 ② 金融機関などが担保・保証などを請求し、
とること。
 とある。
 なるほど、言葉自体が古く今ではあまり使わ
れてはいないようだ。
 かろうじて使われるのも金融機関などが一部
で使用しているだけの言葉らしい。
 それも担保や保証などと、一般生活ではあま
り関わりの無い事項においてのみ使用されるよ
うだ。
 道理であまり聞かないわけだ。
 徴求なんて言葉は一般には使うことは無いの
だ。
 そしてこの言葉には古めかしい上にエラそう
な響きがある。
 上から目線の言葉である。
 私はこういう言葉には強く反発したくなる。
 総会に出て欲しくない、という実情に触れる
ことなく、委任状を取って収めようとする姿勢
には目をつぶるとしよう。
 だが、それを求める際において、徴求などと
いうエラそうな言葉を用いるとは見逃すわけに
はいかない。
 他の言葉に変更すべきである。
 これは次回、区長さんに会った時には申し入
れることにしよう。

 ~続く~