再度修理をしたＶＨＳビデオデッキ。その①

　少し前、ＶＨＳビデオデッキを自宅へ出張
修理してもらったのだが、その後の調子がも
う一つ良くなかった。
　それで、もう一回出張修理をしてもらった。
　その時は、点検のような感じで異常なし、
との判断が下された。
　それから数日後、明石家さんまの２時間ス
ペシャルの録画をセットしておいた。
　ここのところ、私が録画するといえば、こ
ういったお笑い番組が多い。
　早めに就寝したかったので、タイマー録画
をしておいて後日ゆっくり観よう、と思った
のだ。
　私は、その日、一旦床に就いたのだが、ひ
ょっとして、と思い起きてビデオデッキの様
子を見に行った。
　だが、ビデオデッキは作動していなかった。
　私は、気を取り直してビデオをセットし直
した。
　私は気が気ではなかったのだが、そのまま
眠ることにした。
　お笑い番組が気になって眠れないとは、私
も暢気なものである。
　翌日、私はテープを確認してみた。
　一応、録画はされていたのだが、１０分ご
とに画面が乱れて録画が止まりそうになって
いた。
　これは、修理を依頼する前の状態と同じで
はないか。
　となると、このビデオデッキは未だ直って
いないということになる。

　私は、メーカーの修理センターへ電話を入
れた。
　折り返し、修理担当者から電話が入り、翌
日もう一度修理に来られると言う。
　私は、今回は引き取り修理をお願いした。
　自宅でも修理は十分に可能なのだろう。
　だが今回の件では結果として修理が完了で
きなかったので、引き取り修理を強く依頼し
たのだ。
　修理担当者は時間通りに我が家に来た

　～続く～