不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

高橋尚子と仮面のポジティブシンキング。

 名古屋国際女子マラソンで周囲の思惑に反
した結果に終わった高橋尚子選手だが、私は
以前からこの人には強い違和感を持っている。
 
 今回のレース前日に撮られた主要国内招待
選手の集合写真を見ると、そこには満面の笑
みの高橋選手が写っている。
 昨年8月に右ひざ半月板を手術した事実を
隠している人間が、このような笑顔でいられ
るものなのだろうか?
 レース前のインタビューでも彼女は、今回
のレースに至るまでに特別変ったことはなか
った、と語っている。
 何という嘘八百を並べる人なのだろうか。
 有名スポーツ選手は、報道機関に対して嘘
をついても許されるものなのであろうか。
 それとも、報道各社が高橋選手になめられ
ているのだろうか。
 否、これも彼女の作戦ひとつだったのだ、
という方もおられるかもしれない。
 もしそうだとすれば、彼女はあまりにも汚
い、とは思わないのだろうか。
 彼女はプロだからそれくらいはするさ、と
言われるかもしれない。
 プロスポーツ選手はそれほどずるい生物な
のであろうか。
 少なくとも彼女はアマチュア選手に混じっ
てレースに参加するのである。
 スポーツ選手が持っていてもよさそうな最
低限の誠実さもプロ転向と同時に捨ててしま
ったのだろうか。

 レース後に、かつての師である小出監督
高橋選手に声をかけても目もあわせようとも
せず、高橋選手は無視して通り過ぎていった。
 この光景にも、私は異様なものを感じた。

 高橋選手については、奇妙な点がいくつも
ある。
 それらが、いつ彼女に起こり始めたのかは
私はおおよそ推測しているのだが、推測の範
疇を出るものではないのでここには書かない。

 私は、高橋選手は内面で壊れてしまってい
るのではないだろうか、と思っている。
 
 それは、レース後の記者会見でのあの異様
な笑顔にも見て取れた。
 普通の人間は、あの場面で笑ってはいられ
ない。
 あの笑顔はポジティブな人間の持つ強さゆ
えだ、という方がおられるかもしれない。
 だが、真にポジティブな人は、あのような
すぐにばれる見え透いた嘘をあらかじめ用意
してレースに挑まないものである。