不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

「嘘つきは自衛隊の始まり」の証明

 当ブログで先日指摘したように、自衛隊
嘘をつく、ということが徐々に明らかになっ
てきている。
 ヘリコプターを飛ばし、海上保安庁に嘘を
ついて乗組員を連れ出して来てしまう。
 その上、事前連絡したと嘘の上塗りまでし
てしまう。
 さすがにこんなこと、組織暴力団でもしな
い。
 
 加えて今度はこんな嘘をつき始めた。
 防衛省の増田事務次官は、事故当日の午後、
石破防衛大臣らとともに、イージス艦の航海
長から直接事情を聞いた際、正式な発言記録
をとっていなかったと説明し「どんな内容だ
ったか覚えていない」と述べた。
「覚えていない」ですか。
 都合の良い嘘のつき方である。
 これで、各方面から証拠を元に追及される
と、「あっ、やっぱり思い出しました」とか
言い出すに違いない。
 役人が思いつきそうな逃げ道をあらかじめ
用意した上での嘘なのである。
 まともな人間なら、このような重要な事案
での聴取内容を簡単に忘れてしまうはずがな
い。
 増田事務次官はとぼけているのか。
 否、やはり嘘をついているのだろう。
 そういうように、大臣に言われているのだ
ろう。

 自己の安定を守ろうとする人間は、極めて
暴力的な存在である。
 彼らが如何に他者に対して無慈悲になりう
るかは、今回の自衛隊の対応を見ていれば分
かる。
 そして役人というものは、何よりも自分の
地位・身分を守ろうとする生き物である。
 そのためには、嘘くらい平気で連発する。
 嘘には予算がかからないからである。