不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ヒラリー氏の日替わりメニュー

 米国大統領選挙の民主党指名候補者選びで
ヒラリー氏は、ここにきて毎日のように戦術
を変更している。
 2月21日の討論会では弱気な発言でお情け頂
戴作戦にでた。
 23日にはオバマ陣営がヒラリー氏の政策を批
判したとして「恥を知れ、バラク・オバマ」と
罵倒した。
 24日には「さあ、みんな団結しよう。そうす
れば、暗雲は消え、光は差し、素晴らしい世界
になる」なんて言い出した。これは、オバマ
の演説の真似である。
 対立候補の真似をするようでは、いよいよ末
期症状である。
 25日には「経験と知恵のない大統領を選んだ
ために悲劇的な結果になった。二度とごめんだ」
と講演した。これは、オバマ氏をブッシュ大統
領になぞらえた発言である。
 批判をしたり情に訴えたりと目まぐるしい。
 これでは彦麻呂に「選挙戦術の日替わりメニ
ューや」とか言われそうである。

 最近のヒラリー氏の様子を見ていると、何や
ら情緒不安定の人のようでもある。
 これほど短期間に候補者の態度がコロコロと
変ることは珍しい。
 土壇場になって選対本部長の首を挿げ替えた
りしたものだから、戦術が上手くたてられない
でいるのだろう。何か場当たり的な対応しか思
いつかないようである。
 おそらくヒラリー氏のその日の気分で戦術の
変更をしているものと思われる。
 前大統領夫人で上院議員にして全米屈指の有
能な弁護士であるヒラリー氏に有効な諫言が出
来る人がいるとも思えない。
 
 ヒラリー氏も、いよいよ追い込まれたものだ
からメッキがはげて地金が出てきたようである。

 そのうちヒラリー氏は「私を大統領に選らば
なければ、アメリカは駄目になる」とか言い出
すに違いない。