不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

熱電発電システムの開発に世界で初めて成功。

 名古屋工業大学と地元の企業が協力して、
自動二輪車が走行時にエンジンが発する廃
熱を電気として再利用するシステムを世界
で初めて開発したそうだ。

 この画期的なシステムは、熱電発電シス
テムというもので、エンジンからの廃熱と
走行時に装置に風を受けることによりもた
らされる冷却効果との温度差を利用して発
電を行う、というものである。
 発電量は時速60㌔走行時に10㍗だそ
うだ。

 廃熱と風を利用して発電するということ
である。
 オートバイで風を受けて電気を起こすと
は、何だか仮面ライダーのようである。

 私は、時々廃熱利用についてブログに記
事を書いているが、それはエコロジーに対
する高尚な志が特にあるわけではない。
 まだ使えるのに、ただで捨ててしまうの
は勿体無い、と思っているからである。
 以前、原付に乗っていた時にも、エンジ
ンのこの熱が何かに使えないかなぁ、と思
っていた。
 と言っても私には、特別な科学的な知識
が有る訳ではないので、それは個人的な夢
想のままであった。

 そういった夢のようなことが、科学力に
よって現実化されつつある。
 夢だったことが、少しずつ現実化されて
きているのである。

 科学とは、夢と現実をつなぐ力である。