不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

歳末ギフト商戦とお客の取り合い。

 昨晩、おじから電話をもらった。
 お歳暮のお礼の電話である。
 私は、11月の始め頃にお歳暮の配送手続きは済ませ
ていた。
 私は基本的に忘れっぽい方なのだが、忘れずにお歳暮
の手配が出来たのも、店からお歳暮の案内と前回の実績
が記入してある配送伝票が送られてきたからである。
 店というのは、市内にある大手スーパーが経営する百
貨店型の店である。
 百貨店型の店と言っても、経営母体がスーパーなので
百貨店とは呼べないような中途半端な点が沢山ある。
 そこで私はこの店を、「なんちゃって百貨店」と呼ん
でいる。
 どうもスーパーの経営者は百貨店に憧れ、もしくはコ
ンプレックスを持っているようである。
 彼らは、表面的に百貨店を真似てはいるのだが、経費
がかかる面については、あっさりスーパー流の割り切り
方で対処してしまっている。そのため、随所でちぐはぐ
な感じがするのである。
 しかし、私が利用しているこのなんちゃって百貨店は、
配送体制については割合しっかりしているので、その点
では信頼している。
 ひょっとすると、百貨店よりもスーパーの方が配送に
関しては進んでいるのかもしれない。
 中元歳暮といった小売業の繁忙期には、予期しないタ
イムロスが生じたりするのであるが、この店ではそうい
ったトラブルは、あまり無いようだ。
 もっとも、全体の配送件数が百貨店よりも大幅に少な
いので、遅延などのトラブルになることも無いのかもし
れない。

 昔は、進物品の配送と言えば百貨店が主流だったが、
今ではスーパーでも常設のギフトカウンターを設置した
店も多い。
 一つのビジネスチャンスを多業種で奪いあっているの
だ。

 私としては、商品が安全に期日までにきっちりと届け
てもらえれば良しとしている。
 受付の係員の不躾な態度にも我慢が出来るようになっ
たし、隣の市まで出かけて行くのも面倒だからである。

 歳末商戦が本格化すると、今年もいよいよ終わりであ
る。