不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

オランダ式洗濯

 先週に引き続き、今週も天気予報が的中した。
 テレビの気象予報士は、金曜日の夕方の時点で、
土曜日は雨だが、午後5時ごろに雨は上がり、日曜
日は快晴になる、と断言していた。
 ネットの予報も、同様のものであった。
 そんなに早々と断言して良いのか、余程自信があ
るのだな、と思っていたら、天気は予報通りになっ
た。
  天気図にこの型が出たら、次の天気はこうなる、
という様な必勝パターンがあるのだろうか。

 今日日曜日は、予報通りの展開を経て快晴となっ
たので、洗濯をすることにした。
 私は、普段洗濯は週に一回、土曜に行っているの
であるが、予報士が皆断言するので信用し一日ずら
したのだ。
 洗濯を週に一回にしかしないなんて、と呆れてお
られる方もおられるかもしれないが、男の一人暮ら
しなので週一のペースで十分足りている。
 それにしても、週に一回とは少な過ぎはしないか、
と思われるかもも知れないが、ヨーロッパはオラン
ダの一般家庭では、洗濯は週一回が常識だそうであ
る。
 オランダは、国土の海抜が低く水が貴重であると
いう事情もあるのだが、それでも週一で足りている
のである。
 そこで、私は自分の洗濯のことを、オランダ式洗
濯と呼んでいる。
 オランダ式洗濯、何だかお洒落な感じがする。
 音楽においては、クラシック、ジャズ、ロックと
各分野で洗練された響きをもたらしている国である。
 絵画においても、フェルメールレンブラント
世界的な画家を何人も生んでいる。
 そして、日本の江戸文化にも大いに影響を与えた
国でもある。
 そのオランダと同じパターンで洗濯しているとい
うことである。

 洗濯は毎日きっちり、というのは日本においては
常識である。
 だが、一人暮らしの人間にとっては洗剤や使用す
る水といった点で効率を考えると、週一回のこのオ
ランダ式洗濯で十分なのである。

 今日も、このオランダ式洗濯で洗った洗濯物を干
した。
 秋の快晴の空が、いつもより早く乾かしてくれそ
うである。